あけましておめでとうございます。
今年は、新たな家で初めてのお正月を迎えています。

新しい環境は、静かで緑の多い坂の町。
折好く移り住んだ頃は紅葉が盛りで、外出は赤や黄色が視界を埋め尽くすなか、落ち葉を踏みしめながらの行き帰りでした。
緑が遠いと嘆いていた以前の家からすると、なんとも贅沢な環境。

静かで穏やかな町も、実際に暮らし始めてみると寂しいというほどでもなく、夜も静かなせいか、以前よりもよく眠れているような気がしています。

今の家に移ってからほどなくして、家族がひとり増えました。
つい先日、生後5か月になったばかりのブリティシュ・ショートヘアの女の子。
名前は、写真で繋がる我が家のひとり娘ということで、「ライカ」とつけました。
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初めて出合ったとき、人懐こい感じでステップを上がり、ニャッとご挨拶してくれたライカ。本当は別の子を目当てに訪れた、我が家からは少し遠い場所でした。

こんなに懐こく可愛いのに、他の子猫よりも少しお姉さんだったのは、しばらく風邪を引いて人目につかないところで休んでいたからだと聞きました。
どうしてか見覚えがある、懐かしい顔をしているような気がずっとしていたのですが、そうだ、陋屋の頃に庭や窓辺に来ていた黒猫のクロッチに似ているんだと、我が家にやってきてしばらくしてから気がつきました。


建物が好きで、これまでは旧く気になる物件ばかりを見つけて住んだものでしたが、ペットが居るとなるとその選択肢は一気に少なくなるもので、町の不動産店では100件に1件くらいの割合しかないと云われました。
それでも世の中にこれだけペットと暮らす人が居て、ないわけはない。
そう信じて動き出したら、なんと以前の家から歩いていけるところに、ペット可物件専門の不動産店なるものを発見したのです。
ペット賃貸カンパニー

この店との出合いが、我が家のペットライフを強力に後押しすることとなり、訪れてからものの数日で、今の家が決まりました。
店には看板犬や看板猫ならぬ、犬社員や猫社員がいて、お客さんを全力でお迎え。若いスタッフさんたちの真摯で親身な対応も素晴らしく、このお店で物件を決めたいと強く思わせるものでした。

そうして移り住んだ家は、物件的にはさしたる面白みも特徴もない家ですが、東京の真ん中でありながらこぢんまりと静かで、適度な旧さにはそこはかとない温かみもあり、ふたりと一匹の小さな家族にはほどよいうつわ。

猫の爪で傷つくのを防ぐため、入居前にすべての部屋の床をセルフで張りました。それなりの労働でしたが、ライカが全力で駆け回るのを見るたび、やっておいてよかったとほっと胸を撫で下ろす思いです。
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気がつけば、去年の更新は転居前のブログ1本きりでした。

ここを留守にすることが増え、2014年に始めたキモノブログも留守がちであり、最近の私はどこに居るのかというと、2016年からはここが主な居場所になりました。
アクセサリーとキモノコモノ つばめボビン

キモノ好きとモノ作りを面白がる気持ちが高じて、探してもなかなか見つからないものを自分で作るようになったことがすべての始まり。
きっかけは、相方の羽織紐でした。
気に入ったものがなかなか見つからず、だったら作ってみよう。
そんな軽い気持ちで始めたら面白くて、どんどん新しいものを作りたくなりました。
加えて、今まで興味がありながらも使いどころが見つからなかった、活版印刷やシーリングスタンプなどの紙モノを作る場にも。
アクセサリーなどというものには、どちらかというと縁遠かった私ですが、キモノを経由することで新しい表現の場をいただいたのでした。

現在はオンラインショップにて販売させていただいているほか、郷里でもある大宮のキモノセレクトショップ・キモノ和楽市さんでも常設でお取扱いをいただいています。

ちょっと美術館へ。コンサートや観劇へ。友人との集まりや居酒屋でも。
外出着のバリエーションのひとつとしての、カジュアルで気軽なキモノ。
そんな時に使ってもらえる小物を作っています。

私はどちらかというと服装には無頓着なほうで、まったくお洒落な人間ではありませんが、キモノに出合って、装いが変わると気持ちが変わり、気持ちが変わると生活が変わり、生活が変わると人生が変わることを知りました。

気の向くまま、興味の移ろうままに、色んな横道に進んではいますが、このサイトは今も私のベースとなる場所。更新はゆっくりですが、今後も続けていけたらと思っています。

本年も何卒、よろしくお願いいたします。